収蔵品紹介 COLLECTION

楷書五言対聯かいしょごごんついれん

作者
曾熙(4A-1122)
作品名
楷書五言対聯
寸法
各154.5×37.0cm
制作年
清時代後期
釈文
玉生仁兄法家雅鑑 丹禽翔天表 朱華紀歳辰 農髯曾煕

曾熙(1861~1930)は、字を子緝といい、晩年に農髯と号した。湖南衡陽の人。光緒29年(1903)の進士。筆を震わせる「鋸体」の書を善くし、辛亥革命後は上海で売書によって生活した。古書画の収蔵でも知られる。
本作の「丹禽」とは「赤い鳥」もしくは伝説の瑞鳥である「鳳凰」をさす。「朱華」は「赤い花」もしくは吉祥花である「蓮」。赤はめでたさの象徴である。「歳辰」は時間の意。金銀泥で細密に描かれた雲龍紋が見事な、最上級の蠟箋に書かれた吉祥句が書かれた作品。