展覧会 EXIBITION

冬季企画展「近江仏画めぐり」開催中

会  期
平成30年2月1日(木)~3月21日(水・祝)
会  場
特別展示室
休 館 日
2月13日(火)・3月12日(月)
開館時間
9:30~17:00(入館は16:00)
入 場 料
一般;500円、高校・学生300円、中学生以下無料

滋賀県は、古くから仏教文化の栄えた歴史的風土を持つ地域です。観峰館の在る東近江地域にも、大本山・永源寺を中心とする禅宗寺院が点在する他、聖徳太子の開基伝承をもつ石馬寺や観音正寺、他宗派の寺院があります。京都との程良い距離感は、京都の影響を受けつつも、独自の文化を築いてきた場所であり、皇族・公家からの寄進により宝物となった美術品も多くあります。
本展は、東近江地域に伝わる仏教絵画を中心に、その地域性に焦点を当てるとともに、近江所縁の禅僧を輩出した寺院の作品を含め、地域が大切に守り伝えてきた貴重な文化財の数々を展示します。10箇所の寺院の所蔵品から、平安時代後期から江戸時代後期までの幅広い年代の約40作品(うち、東近江市指定文化財4作品)が一同に介し、初公開の作品も多数展示します。
地域が育てた文化の力を感じ取ってください。
(表紙画像;十六羅漢像のうち第八伐闍羅弗多羅尊者 室町時代 永源寺所蔵)

30.2.1~3.21観峰館冬季企画展「近江仏画めぐり」出品リスト

【主要出品作品】
◆東近江市指定文化財 釈迦如来坐像図 朝鮮・高麗時代 石馬寺所蔵◆

石馬寺は、繖山に在る臨済宗妙心寺派の禅宗寺院であるが、聖徳太子開基の寺院で、法相宗、天台宗と転宗した歴史を持つ。
本作は、仏像彫刻で著名な寺院の中で異彩を放つ仏画の優品。その姿は、金泥の肉身、赤衣で身体を包み、右手は中指と親指を捻じ他の指を伸ばす説法印、左手は飯盛の鉢を持ち、背には光印を負う。六角形の宝座は、七宝等の宝飾品で装飾され、その描写は精緻である。朝鮮・高麗時代の仏画の遺例と考えられ、仏教彫刻の優品を所蔵する同寺ならびに地域にとって極めて重要な作品である。

 

◆鯉背観音像 室町時代 松雲寺所蔵◆

観音が魚藍(魚を入れる籠)を持つもの、あるいは魚の上に立つものを魚藍観音、馬郎婦観音といい、中世以降、広く信仰された。本図は函書に「兆殿司画」とあり、元禄二年(一六八九)に同寺に寄進されたと伝わる。
詩塘部分には、「応以大自在身、得度者、即現大自在天身、而為説法。」と金字が遺る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※今回の展覧会は音声ガイド(無料)があります。
受付にお申し付けください。

 

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