展覧会 EXIBITION

本館4階展示室「海外の知識を求めてー英語・世界史の教科書ー」開催中

会  期
11月24日(土)~2019年1月20日(日)
会  場
本館5階・4階展示室
休 館 日
月曜日(祝日の場合は翌日)
開館時間
9:30~17:00(入館は16:00)
入 場 料
一般;500円、学生・高校生300円、中学生以下無料

【はじめに】

観峰館では毎年、教科書のコレクション展を開催しています。本年は、「英語」と「世界史」の教科書が主役です。
2018年は、明治維新150年の節目の年です。幕末の「鎖国」の終焉以降、海外との公益が盛んとなり、欧米先進諸国の技術が導入されるようになると、日本の人びとは「言語」の学習を求めるとともに、欧米がたどってきた「歴史」を学ぶ欲求が高まっていきます。教育には、学習者が使いやすい教科書が必要であり、初期は海外の書物の訳出本が普及しましたが、やがて日本の教育現場に見合った教科書が制作・出版され、教科書にさまざまなバリエーションが生まれました。
教科書の歴史をたどることは、日本が歩んできた近代化の歴史をたどることを意味します。平成最後の年を迎えるこの時期に、今一度、日本の歩みをおさらいしてみませんか?
観峰館 本館4階新春平常展示「海外の知識を求めてー英語・世界史の教科書―」出品リスト
【作品紹介】
No18「英字訓蒙(全)」幕末期~明治前期 18.0×12.0cm

明治初期に出版されたと思われる、和綴じの英語の教科書。「いろは」を筆記体とローマ字で分かりやすくまとめたもの。英単語のスペルや発音は、現代の感覚からすると違和感を覚えるものも多く、英語の教科書執筆の難しさが垣間見える。この時期に出版された英語の教科書は、商売に利用するためなど実務的な目的で制作されたものが多い。
No57~63「ちりめん本」
ちりめん本は、明治中期以後、長谷川武次郎が出版を手掛けた欧文挿絵本である。当初は、英語の教科書という名目で出版された。本展で紹介するちりめん本は、『日本事物誌』等を著すなど日本学の権威であるチェンバレンが英訳をした「浦島」「八岐大蛇」「海月」「俵の藤太」、チェンバレンを介して出版に携わった木村正太郎「刀と桜」全3巻である。(*展示作品以外の所蔵品は、下記「収蔵品撰集5」にすべての作品を掲載しています。)

http://www.kampokan.com/publications

 

 

主な展示作品 主な展示作品のご紹介です。

  • ちりめん本
    作者
    長谷川武次郎/編(TIRI-0001~0041、0101~0107)
    制作年
    明治~昭和時代

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